「健やかな雛を全国へ」　私たちと一緒に働いてみませんか？

有限会社あさひエッグファーム

　当社では生まれたばかりのメスのヒヨコを卵を産む直前の若メスになるまで育て上げ、採卵養鶏業者に販売しています。当社の鶏たちが採卵養鶏業者の元で産んだ卵が、食卓に並んでいます。 　卵は家庭で調理して食べるだけではなく、お菓子や惣菜などの加工食品にも多く使用されています。日本国民は世界有数の卵好きであり、１人あたり１日約１個の卵を消費しています。１羽の鶏が産む卵も１日１個なので、日本には人口と同じ約１億２０００万羽の採卵用鶏がいます。当グループは年間約２４００万羽のヒヨコを生産・販売する、全国トップシェアの企業です。

　秋から冬にかけて接種が行われるインフルエンザワクチンですが、実は鶏の卵から作られています。とはいっても普通の卵ではなく、途中まで孵化を進めた「発育鶏卵」という状態の有精卵です。国内のインフルエンザワクチン製造には、ワクチン製造における効率の良さ・手に入りやすさから主に鶏卵が使われています。 　当社は日本国内のインフルエンザワクチン生産に必要な発育鶏卵のうち、約２割を生産・販売しています。日本で使用されるインフルエンザワクチンの約５本に１本は当社が生産した発育鶏卵から製造されており、こちらも全国トップクラスのシェアとなっています。

　「循環型農業」という言葉を聞いたことがありますか？　環境に負荷の少ない有機資源を再活用しながら営む、持続可能な農業のことです。当社では循環型農業の一環として、鶏糞を用いた肥料の製造を行っています。 　農場で排出される鶏糞をコンポストや攪拌発酵機等を用いて発酵させることで、鶏糞肥料を生産しています。生産された肥料は自家農場で使用する他、一般のお客様向けに販売しています。

〇鶏舎管理業務 〇鶏舎の洗浄・消毒業務 〇卵の集卵・選別業務（成鶏部門） 〇鶏の導入・出荷業務 〇鶏糞処理業務 　鶏たちが健康かつ快適に過ごせるよう、見回りや環境整備を行う仕事です。鶏舎内の餌・水・温度・照明調節等のシステムは機械により自動化されています。人が行う業務は、機械が行うことが出来ない鶏の健康管理です。鶏舎内を見回って鶏の健康をチェックしたり、機械が正常に動いているか確認したり、鶏が過ごしやすい環境を整えるための清掃を行ったりします。 　また、鶏舎には育成部門・成鶏部門の２つがあります。 ①育成部門では若メスの育成を行います。病気予防のため、採卵養鶏業者のお客様の要望に合わせたワクチン接種作業を行います。 ②成鶏部門ではオスとメスの成鶏の飼育の他、インフルエンザワクチン用卵の集卵・選別業務も行います。鶏たちが産んだ卵はベルトコンベアに乗って選別施設まで運ばれます。機械で卵の洗浄・大きさの選別・トレイ詰めを自動で行い、最後に卵にヒビや汚れがないかのチェックを人の目で行ってから出荷します。